ニトログリセリン | ICSC: 0186 (6月 2015) |
トリニトログリセリン 1,2,3-プロパントリオールトリニトラート |
CAS登録番号: 55-63-0 |
国連番号: 0143 (鈍化) |
EINECS番号: 200-240-8 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
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火災・爆発 | 多くの反応により、火災や爆発を生じることがある。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 火災および爆発の危険性がある。 爆発性。 | 裸火禁止、火花禁止、禁煙。 高温面との接触禁止。 密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。 火花防止工具を使用する。 摩擦や衝撃を与えない。 | 水噴霧、粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。 火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 安全な場所から消火作業を行う。 |
作業環境管理を厳密に! いずれの場合も医師に相談! | |||
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症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 頭痛。 吐き気。 顔面紅潮。 めまい。 | 換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 吸収される可能性あり! 他の症状については、「吸入」参照。 | 保護手袋。 保護衣。 | 汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 医療機関に連絡する。 |
眼 | 充血。 痛み。 | 呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 顔面紅潮。 頭痛。 めまい。 吐き気。 嘔吐。 ショック/虚脱。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。 | 口をすすぐ。 水に活性炭を懸濁した液を飲ませる。 直ちに医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
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・危険区域から立ち退く! ・専門家に相談する! ・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣 ・すべての発火源を取り除く ・下水に流してはならない ・この物質を環境中に放出してはならない ・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める ・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる ・地域規則に従って保管・処理する |
国連GHS判定基準に準拠 注意喚起語:危険
爆発物;大量爆発危険性飲み込むと、または皮膚に接触すると、生命に危険 心血管系の障害のおそれ 長期または反復曝露による心臓の障害のおそれ 水生生物に毒性 輸送 |
貯蔵 | |
・安定化した状態でのみ貯蔵 ・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する ・耐火設備 ・密封 ・食品や飼料から離しておく |
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包装 | |
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない |
ニトログリセリン | ICSC: 0186 |
物理学的・化学的情報 | |
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物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
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化学式: C3H5N3O9 / C3H5(NO3)3 |
暴露・健康への影響 | |
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曝露経路
短期曝露の影響
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吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
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許容濃度 |
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TLV: 0.05 ppm (TWA); (皮膚);. MAK: 0.094 mg/m3;0.01 ppm; ピーク曝露限度カテゴリー: II(1); 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 3; 妊娠中のリスクグループ: C;. EU-OEL: 0.095 mg/m3, 0.01 ppm (TWA); 0.19 mg/m3, 0.02 ppm (STEL); (皮膚); |
環境 |
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・水生生物に対して毒性がある |
注 |
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・閉ざされた場所で燃焼すると、爆轟することがある ・アルコール飲料の摂取により、有害作用が増大する ・他の国連番号:(国連番号 0144:ニトログリセリン含有量が1%を超え10%以下のアルコール溶液;国連危険物分類 1.1D) ・国連番号 1204:ニトログリセリン含有量が1%以下のアルコール溶液;国連危険物分類 3, 国連包装等級 II ・国連番号 3064:ニトログリセリン含有量が1%を超え5%以下のアルコール溶液;国連危険物分類 3, 国連包装等級 II ・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する |
付加情報 | ||
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欧州分類 記号:E, T+, N; R:3-26/27/28-33-51/53; S:(1/2)-33-35-36/37-45-61 |
ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。 © 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021 |
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