ICSC 0285 - イソブタノールアミン

イソブタノールアミン	ICSC: 0285 (10月 2002)
2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール

CAS登録番号： 124-68-5

EINECS番号： 204-709-8

	一次災害	予防	消火活動
火災・爆発	可燃性。火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 67℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。	裸火禁止。 67℃以上では、密閉系および換気。	水噴霧、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。

作業環境管理を厳密に！ミストの発生を防ぐ！粉塵の拡散を防ぐ！
	症状	予防	応急処置
吸入	咳。咽頭痛。	局所排気、または呼吸用保護具を使用する。	新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚	発赤。痛み。	保護手袋。	汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。
眼	充血。痛み。重度の熱傷。	粉末の場合には呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。	数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。
経口摂取	腹痛。灼熱感。	作業中は飲食、喫煙をしない。	口をすすぐ。吐かせない。コップ1、2杯の水を飲ませる。医療機関に連絡する。

漏洩物処理	分類・表示
・個人用保護具：空気中濃度に応じた有機ガスおよび粒子用フィルター付マスク・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる・残留分を、注意深く集める・地域規則に従って保管・処理する	国連GHS判定基準に準拠輸送国連分類
貯蔵
・強酸化剤および強酸から離しておく
包装

イソブタノールアミン

ICSC: 0285

物理学的・化学的情報
物理的状態；外観結晶、または無色の液体。物理的危険性化学的危険性燃焼すると、分解する。窒素酸化物などの有毒なフュームを生じる。水溶液は、中程度の強さの塩基である。強酸および強酸化剤と反応する。	化学式： C₄H₁₁NO / (CH₃)₂C(NH₂)CH₂OH 分子量： 89.1 ・沸点：165℃ ・融点：31℃ ・密度：0.93 g/cm³ ・水への溶解度：混和する・蒸気圧：133 Pa (20℃) ・相対蒸気密度(空気＝1)：3.0 ・引火点：67℃ (c.c.)

物理学的・化学的情報

物理的状態；外観
結晶、または無色の液体。

物理的危険性

化学的危険性
燃焼すると、分解する。窒素酸化物などの有毒なフュームを生じる。水溶液は、中程度の強さの塩基である。強酸および強酸化剤と反応する。

化学式： C₄H₁₁NO / (CH₃)₂C(NH₂)CH₂OH
分子量： 89.1
・沸点：165℃
・融点：31℃
・密度：0.93 g/cm³
・水への溶解度：混和する
・蒸気圧：133 Pa (20℃)
・相対蒸気密度(空気＝1)：3.0
・引火点：67℃ (c.c.)

暴露・健康への影響
曝露経路体内への吸収経路：吸入および経口摂取。短期曝露の影響本物質は眼に対して、腐食性を示す。本物質は、皮膚を重度に刺激する。エアロゾルは、気道を刺激する。	吸入の危険性 20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。長期または反復曝露の影響経口摂取すると肝臓影響を与えることがある。

暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路：吸入および経口摂取。

短期曝露の影響
本物質は眼に対して、腐食性を示す。本物質は、皮膚を重度に刺激する。エアロゾルは、気道を刺激する。

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。

長期または反復曝露の影響
経口摂取すると肝臓影響を与えることがある。

許容濃度
MAK: 3.7 mg/m³；1 ppm；ピーク曝露限度カテゴリー： II(2)；皮膚吸収 (H)；妊娠中のリスクグループ： C；

環境

注
・この物質に暴露したときの健康への影響は十分に調べられていない

付加情報

欧州分類
記号：Xi; R：36/38-52/53; S：(2)-61