ジクロロ酢酸 | ICSC: 0868 (4月 2000) |
ジクロル酢酸 DCA |
CAS登録番号: 79-43-6 |
国連番号: 1764 |
EINECS番号: 201-207-0 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
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火災・爆発 | 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 | 周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。 |
あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! | |||
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症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 灼熱感。 咽頭痛。 咳。 息苦しさ。 息切れ。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。 | 換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 半座位。 医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 発赤。 痛み。 水疱。 重度の皮膚熱傷。 | 保護手袋。 保護衣。 | 汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 |
眼 | 充血。 痛み。 重度の熱傷。 | 呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 腹痛。 灼熱感。 ショック/虚脱。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 | 口をすすぐ。 吐かせない。 医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
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・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣 ・この物質を環境中に放出してはならない ・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める ・残留分を、で注意深く中和する ・次に多量の水で洗い流す |
国連GHS判定基準に準拠 輸送 |
貯蔵 | |
・金属、可燃性物質、還元剤、強酸化剤、強塩基および食品や飼料から離しておく ・密封 ・床面に沿って換気 |
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包装 | |
・破損しない包装 ・破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる ・食品や飼料と一緒に輸送してはならない |
ジクロロ酢酸 | ICSC: 0868 |
物理学的・化学的情報 | |
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物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
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化学式: C2H2Cl2O2 / CHCl2COOH |
暴露・健康への影響 | |
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曝露経路
短期曝露の影響
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吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
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許容濃度 |
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TLV: 0.5 ppm (TWA); (皮膚); A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質). MAK: 1.1 mg/m3;0.2 ppm; ピーク曝露限度カテゴリー: I(1); 発がん性カテゴリー: 4; 妊娠中のリスクグループ: D; |
環境 |
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・水生生物に対して有害である |
注 |
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・肺水腫の症状は 2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する ・したがって、安静と経過観察が不可欠である ・医師または医師が認定した者による、適切な吸入療法の、迅速な施行を検討する ・この物質中に水を注いではならない。溶解または希釈する時は、必ず水の中にこの物質をゆっくり加えること |
付加情報 | ||
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欧州分類 記号:C, N; R:35-50; S:(1/2)-26-45-61 |
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