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リン酸水素二ナトリウムICSC: 1129 (4月 2006)
CAS登録番号: 7558-79-4
EINECS番号: 231-448-7

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

   
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。  換気を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚 発赤。 痛み。  保護手袋。  多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
充血。 痛み。  安全ゴーグルを着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 腹痛。 下痢。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
 

国連GHS判定基準に準拠

注意喚起語:警告
軽度の皮膚刺激
眼刺激 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強酸から離しておく
 
包装
 
リン酸水素二ナトリウム ICSC: 1129
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
白色の または 無色の 吸湿性の 結晶または粉末。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 有毒なのフュームを生じる。 強酸と 激しく反応する。 

化学式: HO4PNa2
分子量: 141.96
・〜250℃で分解する
・密度:0.5-1.2 g/cm³
・水への溶解度(20℃) :7.7 g/100 ml
・log Pow (オクタノール/水分配係数):-5.8(計算値) 


暴露・健康への影響

曝露経路
 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を軽度に刺激する。 

吸入の危険性
拡散すると、浮遊粒子が急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
 

 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021