ICSC 1366 - トリフェニルアミン

トリフェニルアミン	ICSC: 1366 (4月 2005)
N,N-ジフェニルベンゼンアミン N,N-ジフェニルアニリン

CAS登録番号： 603-34-9

EINECS番号： 210-035-5

	一次災害	予防	消火活動
火災・爆発	可燃性。火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。空気中で粒子が細かく拡散して、爆発性の混合気体を生じる。	裸火禁止。密閉系、粉塵防爆型電気設備および照明。粉塵の堆積を防ぐ。	水噴霧、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。

粉塵の拡散を防ぐ！
	症状	予防	応急処置
吸入		換気を使用する。	新鮮な空気、安静。
皮膚	発赤。	保護手袋。	洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
眼	充血。	安全ゴーグルを着用する。	数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。
経口摂取		作業中は飲食、喫煙をしない。	口をすすぐ。

漏洩物処理	分類・表示
・個人用保護具：空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク・こぼれた物質を、ふた付きの密閉式容器内に掃き入れる・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる	国連GHS判定基準に準拠輸送国連分類
貯蔵
・酸、強酸化剤およびハロゲンから離しておく
包装

トリフェニルアミン

ICSC: 1366

物理学的・化学的情報
物理的状態；外観特徴的な臭気のある、無色～白色の粉末。物理的危険性粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。化学的危険性燃焼すると、分解する。窒素酸化物などの有毒なフュームを生じる。水溶液は、弱塩基である。酸、強酸化剤およびハロゲンと反応する。	化学式： C₁₈H₁₅N / (C₆H₅)₃N 分子量： 245.3 ・沸点：365℃ ・融点：126.5℃ ・密度：0.77 g/cm³ ・水への溶解度：非常に溶けにくい・引火点：180℃ (o.c.) ・log Pow (オクタノール/水分配係数)：5.74

物理学的・化学的情報

物理的状態；外観
特徴的な臭気のある、無色～白色の粉末。

物理的危険性
粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。

化学的危険性
燃焼すると、分解する。窒素酸化物などの有毒なフュームを生じる。水溶液は、弱塩基である。酸、強酸化剤およびハロゲンと反応する。

化学式： C₁₈H₁₅N / (C₆H₅)₃N
分子量： 245.3
・沸点：365℃
・融点：126.5℃
・密度：0.77 g/cm³
・水への溶解度：非常に溶けにくい
・引火点：180℃ (o.c.)
・log Pow (オクタノール/水分配係数)：5.74

暴露・健康への影響
曝露経路体内への吸収経路：経口摂取。短期曝露の影響本物質は、眼および皮膚を軽度に刺激する。	吸入の危険性とくに粉末状の場合、拡散すると、浮遊粒子が急速に、有害濃度に達することがある。長期または反復曝露の影響

暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路：経口摂取。

短期曝露の影響
本物質は、眼および皮膚を軽度に刺激する。

吸入の危険性
とくに粉末状の場合、拡散すると、浮遊粒子が急速に、有害濃度に達することがある。

長期または反復曝露の影響

許容濃度

環境
・この物質の、環境への影響は十分に調べられていない

注

付加情報

欧州分類