o-クロロスチレン | ICSC: 1388 (7月 2002) |
2-クロロスチレン 2-クロロエチニルベンゼン |
CAS登録番号: 2039-87-4 |
EINECS番号: 218-026-8 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
---|---|---|---|
火災・爆発 | 引火性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 58℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。 | 裸火禁止、火花禁止、禁煙。 58℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。 | 水噴霧、粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。 火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 |
症状 | 予防 | 応急処置 | |
---|---|---|---|
吸入 | 「注」参照。 | 換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 発赤。 | 保護手袋。 | 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 |
眼 | 充血。 痛み。 | 安全眼鏡を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 | 口をすすぐ。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
---|---|
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク ・すべての発火源を取り除く ・換気 ・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める ・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる ・地域規則に従って保管・処理する |
国連GHS判定基準に準拠 輸送 |
貯蔵 | |
・耐火設備 ・換気のよい部屋に保管 ・冷所 ・安定化した状態でのみ貯蔵 |
|
包装 | |
o-クロロスチレン | ICSC: 1388 |
物理学的・化学的情報 | |
---|---|
物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
|
化学式: C8H7Cl |
暴露・健康への影響 | |
---|---|
曝露経路
短期曝露の影響
|
吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
|
許容濃度 |
---|
TLV: 50 ppm (TWA); 75 ppm (STEL); |
環境 |
---|
注 |
---|
・症状はスチレン(ICSC番号0073)と似ていると予測される ・この物質の、人の健康への影響に関するデータが不十分なので、最大の注意を払う必要がある ・蒸留前に過酸化物をチェックする;検出された場合は除去する |
付加情報 | ||
---|---|---|
欧州分類 |
ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。 © 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021 |
|