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p-トルエンスルホンアミドICSC: 1557 (4月 2005)
パラトルエンスルホンアミド
4-メチルベンゼンスルホンアミド
p-トシルアミド
CAS登録番号: 70-55-3
EINECS番号: 200-741-1

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。    裸火禁止。    水噴霧、粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

   
  症状 予防 応急処置
吸入   換気を使用する。   
皮膚   保護手袋。   
充血。 痛み。  安全ゴーグルを着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。   

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強酸化剤、酸および塩基から離しておく
 
包装
 
p-トルエンスルホンアミド ICSC: 1557
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
白色の結晶。 

物理的危険性
 

化学的危険性
燃焼すると、分解する。 窒素酸化物およびイオウ酸化物などの有毒なフュームを生じる。 酸、塩基および強酸化剤と 激しく反応する。 

化学式: C7H9NO2S
分子量: 171.2
・融点:138℃
・水への溶解度(25℃) :0.316 g/100 ml
・蒸気圧:ほとんどない (25℃)
・引火点:202℃ (c.c.)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.82  


暴露・健康への影響

曝露経路
 

短期曝露の影響
眼に、機械的刺激を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
拡散すると急速に、浮遊粒子が不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
 

・他の融点:105°C (水和物).
・この物質はo-トルエンスルホンアミドの入っている市販混合物中に存在する 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021