ICSC 1585 - 硫酸水素カリウム

硫酸水素カリウム	ICSC: 1585 (4月 2013)
酸性硫酸カリウム硫酸一カリウム塩重硫酸カリウム

CAS登録番号： 7646-93-7

国連番号： 2509

EINECS番号： 231-594-1

	一次災害	予防	消火活動
火災・爆発	不燃性。火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。		周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。

粉塵の拡散を防ぐ！あらゆる接触を避ける！
	症状	予防	応急処置
吸入	咳。咽頭痛。	局所排気、または呼吸用保護具を使用する。	新鮮な空気、安静。体調がよくないと感じた場合は医療機関を受診する。
皮膚	発赤。痛み。皮膚熱傷。	保護手袋。保護衣。	少なくとも15分間多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す。皮膚刺激が起きた場合は、医療機関に連絡する。
眼	充血。痛み。重度の熱傷。	呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。	数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。
経口摂取	咽頭痛。腹痛。灼熱感。ショック/虚脱。	作業中は飲食、喫煙をしない。	吐かせない。直ちに医療機関に連絡する。

漏洩物処理	分類・表示
・個人用保護具：化学保護衣および空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる	国連GHS判定基準に準拠重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷呼吸器への刺激のおそれ輸送国連分類国連危険物分類(UN Hazard Class)：8; 国連包装等級(UN Packing Group)：II
貯蔵
・乾燥・強塩基、アルコール、金属および食品や飼料から離しておく
包装
・破損しない包装・破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる

硫酸水素カリウム

ICSC: 1585

物理学的・化学的情報
物理的状態；外観無色～白色の吸湿性の結晶、または結晶性の粉末。物理的危険性化学的危険性加熱すると、分解する。有毒なのフュームを生じる。アルコールおよび水と反応する。水溶液は、中程度の強さの酸である。多くの金属を侵す。引火性/爆発性ガス(水素-ICSC 0001 参照)を生じる。	化学式： KHSO₄ 分子量： 136.2 ・195-214℃で分解する・密度：2.2 g/cm³ ・水への溶解度：49 g/100 ml (非常によく溶ける)

物理学的・化学的情報

物理的状態；外観
無色～白色の吸湿性の結晶、または結晶性の粉末。

物理的危険性

化学的危険性
加熱すると、分解する。有毒なのフュームを生じる。アルコールおよび水と反応する。水溶液は、中程度の強さの酸である。多くの金属を侵す。引火性/爆発性ガス(水素-ICSC 0001 参照)を生じる。

化学式： KHSO₄
分子量： 136.2
・195-214℃で分解する
・密度：2.2 g/cm³
・水への溶解度：49 g/100 ml (非常によく溶ける)

暴露・健康への影響
曝露経路体内への吸収経路：粉塵の吸入および経口摂取。短期曝露の影響本物質は眼、皮膚および気道に対して、腐食性を示す。経口摂取すると、腐食性を示す。	吸入の危険性とくに粉末状の場合、拡散すると、浮遊粒子が急速に、有害濃度に達することがある。長期または反復曝露の影響

暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路：粉塵の吸入および経口摂取。

短期曝露の影響
本物質は眼、皮膚および気道に対して、腐食性を示す。経口摂取すると、腐食性を示す。

吸入の危険性
とくに粉末状の場合、拡散すると、浮遊粒子が急速に、有害濃度に達することがある。

長期または反復曝露の影響

許容濃度

環境

注
・この物質に曝露したときの健康への影響は、十分に調べられていない

付加情報

欧州分類
記号：C; R：34-37; S：(1/2)-26-36/37/39-45